第117話死ぬほど怖い

「失せろ! ミズ・ジョンソンのお相手をしろだなんて、お前は何様のつもりだ!」

バイロンは怒りを抑えきれなかった。もともと血の気が多いほうで、いまさら堪えが利くはずもない。彼は一歩踏み込み、警備隊長を蹴り飛ばした。

警備隊長は、バイロンがここまで大胆とは思っていなかった。ためらいもなく蹴られ、派手に地面へ転がる。

「ザイド、大丈夫ですか?」

周囲の社員たちが慌ててザイドを起こした。

「ジョンソン・グループで騒ぎを起こすとはいい度胸だ! 警備員! こいつらを捕まえろ、徹底的に叩きのめせ!」

警備員たちが一斉にアイザックたちを取り囲む。

アイザックの顔は怒りで赤く染まった。

レイエス...

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